日本酒の味の決めてとなる酵母とは…その③ デキャンタージュ


こんにちは。杜氏の雄二郎です。

今日は【二酸化炭素】との上手い付き合い方について記載します。

前回の記事 で、にごり酒やスパークリングには二酸化炭素が含まれていて、それがあのシュワシュワの要因だ!ということを書きました。

みんな好きですよね、シュワシュワ(笑)

 

ただ実は、生酒やにごり酒じゃない、通常売られている日本酒にも二酸化炭素が含まれているんです。

一般的に、二酸化炭素は悪い意味ではなく、苦味を感じる味わいと言われています。

 

なので、よく赤ワインなんかでするのですが、【デキャンタージュ】といって、食事の前にデキャンタというガラスの容器に赤ワインを移します。

 

そうすることで「ワインの澱(おり)を取り除く」「空気に触れさせることで酸化させ味わいをまろやか」にするなどの効果が期待できます。

もちろん日本酒の種類によると思いますが、しっかりしたタイプの純米酒や本醸造なんかには良いと思います!

 

はい、では本題にいきます(笑)

例えば、ラベルやボトルのデザインが好きで買ったものの、ちょっと苦味が強い… もう少し優しい飲み口がいいな…とお思いの貴方。

ぜひ2、3時間空気に触れさせて、デキャンタージュしてはいかがでしょうか?

 

え、今飲みたいの。そんな時間ないよ。

 

はい、かしこまりました!笑

では、こういうとっておきの方法あります。

 

① お酒が入ったビンを数回フリフリする。

② フタを開ける。

③ 数回繰り返す。

以上です!笑

 

簡単にいうと、日本酒に溶け込んでいる二酸化炭素を、ビンを振ることで、外に放出することで、二酸化炭素が持つ苦味や重みを取ってあげるんです。

ビンを振ってフタを開けた際は、ビンの口に耳を当てると、シュワシュワという効果音が聞けて楽しくなりますよ。

 

本日のオススメの一本

山廃純米 圓(えん)

日本酒の味の決め手となる酵母とは…その①  その②

(担当) 杜氏

福井の日本酒蔵
山廃蔵【福千歳】
田嶋酒造株式会社