酒米「さかほまれ」の新たな挑戦。


昨年、福井県の新しい酒米「さかほまれ」で醸したお酒がデビューしました!

約10年もの歳月をかけて開発した最高級酒米品種のお酒です。

私(杜氏)も首をキリンにして待っておりました(笑)

そして、この新しい酒米開発の目標は、

福井県での栽培特性が優れ、山田錦並みに醸造特性が優れた品種。

福井県は、お米の栽培も盛んに行われていますが、最上級酒を醸す際は酒米の王「山田錦」を選択する蔵が多いというのが現実でした。

【福千歳】でも大吟醸を造る際に、兵庫県産の山田錦を使用していましたが、福井県産のみのお米を使った酒造りにこだわりたいと考え、2012年を最後に山田錦の使用をやめ、鑑評会(国内)への出品を取り止めました。

そして、もう1つ注目すべきこととして「さかほまれ」は全量特別栽培を行っております(福井県認証、減農薬減化学肥料栽培)。

これからの福井を担う酒米に成長していくはずです。

そして昨年の初年度は、17の蔵元から「さかほまれ」を使ったお酒がデビューしました!

福千歳は

【純米大吟醸 さかほまれ】

【THE KIMOTO 純米吟醸 さかほまれ】

と2タイプをリリース致しましたが、個人的にも満足のいく仕上がりで、やはり「さかほまれ」はいい酒米だと身をもって感じました。

そして2年目の「さかほまれ」

今年も新たに挑戦しました!

今回挑戦する精米歩合は70%の純米酒

【純米辛口 さかほまれ】

「さかほまれ」の持つ個性を存分に引き出したいという思いから、あえて磨き過ぎずに丁寧に醸しました。

香りもあり、口に含むとお米の旨みが広がる。

そして、ノドを通り終わるとしっかり辛くてキレが良い。

純米酒になってもすごいお米でした・・・。

 

今期は「さかほまれ」を新たに使用する蔵元も増えてきました。

ぜひ2年目の「さかほまれ」ご注目下さい!

 

(担当) 杜氏  田嶋雄二郎

福井の日本酒蔵
山廃蔵【福千歳】
田嶋酒造株式会社