オーク樽を「福千歳」がなぜ使うのか?


こんにちは、杜氏の雄二郎です。

本日は真面目に「オーク樽」について書いてみようと思います。

まず初めに、オーク樽といってもいくつか種類があり、有名なものに

・ホワイトオーク(アメリカンオーク)

・セシルオーク(フレンチオーク、ヨーロピアンオーク)

があります。

また最近では日本独自の

・ミズナラ(ジャパニーズオーク)

も世界的に注目を浴びています。

 現在、福千歳で販売している

Oak Barrel × PURE RICE WINE では、写真上のフレンチオークを使用しております。

では、何故オーク樽を使うのか・・・。

という点ですが、

 

オーク樽を福千歳が使う理由

世界中でウイスキーやワインなど、様々なオーク樽が使われていますが、福千歳としては

オーク材が持っているタンニンやポルフェノール類、その他の成分が樽酒の独特の香味をつくるのに必要不可欠であると考えるため。

要するに、

PURE RICE WINEという独自の純米酒を、世界の様々なお酒と戦うためには、オーク樽の力を借り、世界でうちにしかない【唯一無二のお酒】を造りたいと考えたためです。

その際、クラウドファンディングを昨年行いました。ページは こちら。

そして、オーク材がもたらす代表的な効果として挙げられるもので、具体的な香りを紹介すると、

ヴァニラ(ヴァニリン)、ココナッツ・ミルク(ラクトン)、クローブ(オイゲノール)、燻製香・焦げ臭(グアヤコール)、キャラメル(フルフラール)、加えて渋み成分であるタンニンも抽出されます。

 色々な成分がお酒に移り、あの重厚な味わいが生まれます。

また、前にウィスキーの聖地である「アイラ島」で使われていたオーク樽(アメリカンオーク)の記事を何度か書いた通り、今後福千歳では様々なオーク樽にも挑戦していきたいと考えています。

その土地で実際に使われていた樽が、こうやって1つの小さな酒蔵に来て、私の造った日本酒とコラボ出来るということにすごく興奮しますし、楽しみでなりません。

オーク樽、本当におもしろいです!

 

 Oak Barrel × PURE RICE WINE

(担当) 杜氏 

福井の日本酒蔵
山廃蔵【福千歳】
田嶋酒造株式会社