醸造酒・蒸留酒とは。
2020/8/6
こんにちは、杜氏です。
暑いです、本当に! 福井市の本日の予想最高気温は37度とか・・・。笑
まぁ、夏ですから仕方ないとしましょう。
今回は先日ちょろっと書いた醸造酒・蒸留酒について簡単にまとめてみます。
まず、正式に書くとこんな感じになります。
※醸造酒→穀物や果実を酵母によってアルコール発酵させて造ったお酒
蒸留酒→原料を発酵させた醸造酒をさらに蒸留して造ったお酒
例としては、
・ビールが主に麦(麦芽)を使用した醸造酒で、アルコール度数は一般的に5%ぐらいです。そしてウィスキーもほぼ同じ工程でビールと同じ製造を行いますが、最後に【蒸留】をするとアルコール度数40~60%のウィスキーが出来ます!
*蒸留とは醸造酒を熱し、水とアルコールの沸点の違いを利用してアルコール分だけを取り出し作られるお酒のこと。
簡単に書いてしまうと、
ホップなしのビールを蒸留したものがウィスキー。
ワインを蒸留したのがブランデー。
日本酒を蒸留したものが米焼酎となります。
他にも、ウォッカ、ジン、ラム、テキーラ、泡盛も蒸留酒です。
ちなみに日本酒は世界的にみても、最もアルコール度数の高い醸造酒のひとつといえるので、20度より高いお酒は蒸留酒もしくは混成酒と思って間違いないと思います。
本日のオススメは
(担当)杜氏
福井の日本酒蔵
山廃蔵【福千歳】田嶋酒造株式会社